おはようございまーす♪
モーラ・ナイフを買ってみました。
購入したのは、
Mora knife Companion Heavy Duty MG です。
ランキングに参加いたしました。
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前回までのお話はこちら↓
さて、続きを行ってみましょう。 (^o^)ノ
今回は、自分の好みに合ったブレードを作るために研ぎに入ります。
まずは、べベルの高さを切り上げます。
120番の荒砥石で、左側のべベルの高さを切り上げます。
私は、右利きですから木を削るときに木の側にくる方ですね。
砥石は裏面を使います。
両方切り上げると、エッジアングルが鋭くなり過ぎて
刃が脆くなってしまいますので、右側はコンベックスにします。
左側をスカンジエッジ、右をコンベックスエッジにすることで
エッジアングルを25度に保ちます。
120番が終わったら220番→320番→400番と研ぎます。
荒研ぎが終わってこんな状態です。
次に、マイクロべベルを落とします。
マイクロべベルのショルダーがあたってしまって
ストロッピングを受け付けないのでショルダーを落とす必要があります。
これは、1000番くらいの砥石でやればすぐにできますよ。
ここからは、べベル磨きとエッジ作りをはじめていきます。
次に、2000番に移ります。
写真のように砥石が目詰まりを起こすので
純三河白名倉の天上を使います。
目詰まりも取れて、良い研汁が出ます。
最後に、5000番です。
5000番には、純三河白名倉のボタンを使います。
荒研ぎが終わった状態と仕上研ぎが終わった状態を比べてみましょう。
荒研ぎが終わった状態の左側
仕上研ぎが終わった状態の左側
荒研ぎが終わった状態の右側
仕上研ぎが終わった状態の右側
べベルが、ややミラーになっていますね。
もっと番手を上げて研いでゆけばミラーになるのですが
観賞用ではないのでこれでOKです。
あとはストロップして仕上げます。
今回は、5000番の砥石まで使っていますので
3000番相当の粒度のあるブラックコンパウンドは使いません。
ホワイトコンパウンドのストロッピングだけで十分です。
どうでしょう?
こんな感じに仕上がりました。
刃のつき具合も申し分なさそうです。
試しに紙を切ってみましょう。
スーパーシャープです! (><b
レザーエッジと言っても過言ではありません。
最後に刀身に錆止めのためのオイルを塗って終了です。
どうしてもブレードがカーボンスチール(炭素鋼)なので錆びます。
サラダオイルやオリーブオイルでも、かまわないと思いますが、
これらは酸化すると臭いを発生しますので
私は椿油を使用しています。
塗ったオイルが酸化して悪くなる前に、
使って研いでを繰り返せば良いのですが
なかなか難しいものがありますね。
どんなものを使うかは個人の判断にお任せいたしましょう。
紅椿化学工業所 ベニサン 純椿油 B-145 容量115ml
同社の製品でB-136という製品がありますが
B-136は第四類第三石油類の鉱物油に
カメリアオイル(椿油)を配合しています。
椿油は入っていますが鉱物油ですね。
鉱物油ですから当然口に入れることは出来ません。
B-145は第四類植物油類で純椿油100%です。
食材を切ったりすることもあるかもしれませんし、
口に入っても安心なものの方が良いと思うのでこれを選択しました。
バラコードで抜け防止を施してみました。
おしまい。
それではまた (^.^)/~~~