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2015年04月28日

Mora knife Companion Heavy Duty MG その3


おはようございまーす♪


モーラ・ナイフを買ってみました。







購入したのは、


Mora knife Companion Heavy Duty MG です。



Mora knife Companion Heavy Duty MG その3










ランキングに参加いたしました。

ポチっとしていただけると嬉しいです♪





前回までのお話はこちら↓















さて、続きを行ってみましょう。 (^o^)ノ



今回は、自分の好みに合ったブレードを作るために研ぎに入ります。


まずは、べベルの高さを切り上げます。


Mora knife Companion Heavy Duty MG その3








120番の荒砥石で、左側のべベルの高さを切り上げます。


私は、右利きですから木を削るときに木の側にくる方ですね。


砥石は裏面を使います。


Mora knife Companion Heavy Duty MG その3


Mora knife Companion Heavy Duty MG その3


Mora knife Companion Heavy Duty MG その3









両方切り上げると、エッジアングルが鋭くなり過ぎて

刃が脆くなってしまいますので、右側はコンベックスにします。


Mora knife Companion Heavy Duty MG その3










左側をスカンジエッジ、右をコンベックスエッジにすることで

エッジアングルを25度に保ちます。


120番が終わったら220番→320番→400番と研ぎます。


Mora knife Companion Heavy Duty MG その3


Mora knife Companion Heavy Duty MG その3


Mora knife Companion Heavy Duty MG その3


Mora knife Companion Heavy Duty MG その3









荒研ぎが終わってこんな状態です。


Mora knife Companion Heavy Duty MG その3


Mora knife Companion Heavy Duty MG その3










次に、マイクロべベルを落とします。


マイクロべベルのショルダーがあたってしまって

ストロッピングを受け付けないのでショルダーを落とす必要があります。


Mora knife Companion Heavy Duty MG その3








これは、1000番くらいの砥石でやればすぐにできますよ。


ここからは、べベル磨きとエッジ作りをはじめていきます。


Mora knife Companion Heavy Duty MG その3







次に、2000番に移ります。


Mora knife Companion Heavy Duty MG その3








写真のように砥石が目詰まりを起こすので

純三河白名倉の天上を使います。


目詰まりも取れて、良い研汁が出ます。


Mora knife Companion Heavy Duty MG その3


Mora knife Companion Heavy Duty MG その3


Mora knife Companion Heavy Duty MG その3


Mora knife Companion Heavy Duty MG その3










最後に、5000番です。


5000番には、純三河白名倉のボタンを使います。


Mora knife Companion Heavy Duty MG その3


Mora knife Companion Heavy Duty MG その3


Mora knife Companion Heavy Duty MG その3










荒研ぎが終わった状態と仕上研ぎが終わった状態を比べてみましょう。



荒研ぎが終わった状態の左側


Mora knife Companion Heavy Duty MG その3






仕上研ぎが終わった状態の左側


Mora knife Companion Heavy Duty MG その3






荒研ぎが終わった状態の右側


Mora knife Companion Heavy Duty MG その3






仕上研ぎが終わった状態の右側
Mora knife Companion Heavy Duty MG その3











べベルが、ややミラーになっていますね。


もっと番手を上げて研いでゆけばミラーになるのですが

観賞用ではないのでこれでOKです。








あとはストロップして仕上げます。


今回は、5000番の砥石まで使っていますので

3000番相当の粒度のあるブラックコンパウンドは使いません。


ホワイトコンパウンドのストロッピングだけで十分です。


Mora knife Companion Heavy Duty MG その3


Mora knife Companion Heavy Duty MG その3


Mora knife Companion Heavy Duty MG その3


Mora knife Companion Heavy Duty MG その3


Mora knife Companion Heavy Duty MG その3


Mora knife Companion Heavy Duty MG その3


Mora knife Companion Heavy Duty MG その3









どうでしょう?


こんな感じに仕上がりました。


Mora knife Companion Heavy Duty MG その3


Mora knife Companion Heavy Duty MG その3









刃のつき具合も申し分なさそうです。


Mora knife Companion Heavy Duty MG その3









試しに紙を切ってみましょう。


Mora knife Companion Heavy Duty MG その3


Mora knife Companion Heavy Duty MG その3


Mora knife Companion Heavy Duty MG その3









スーパーシャープです! (><b


レザーエッジと言っても過言ではありません。








最後に刀身に錆止めのためのオイルを塗って終了です。


どうしてもブレードがカーボンスチール(炭素鋼)なので錆びます。


サラダオイルやオリーブオイルでも、かまわないと思いますが、

これらは酸化すると臭いを発生しますので

私は椿油を使用しています。


塗ったオイルが酸化して悪くなる前に、

使って研いでを繰り返せば良いのですが

なかなか難しいものがありますね。


どんなものを使うかは個人の判断にお任せいたしましょう。


Mora knife Companion Heavy Duty MG その3







紅椿化学工業所 ベニサン 純椿油 B-145 容量115ml


同社の製品でB-136という製品がありますが

B-136は第四類第三石油類の鉱物油に

カメリアオイル(椿油)を配合しています。


椿油は入っていますが鉱物油ですね。


鉱物油ですから当然口に入れることは出来ません。


B-145は第四類植物油類で純椿油100%です。


食材を切ったりすることもあるかもしれませんし、

口に入っても安心なものの方が良いと思うのでこれを選択しました。


Mora knife Companion Heavy Duty MG その3


Mora knife Companion Heavy Duty MG その3












Mora knife Companion Heavy Duty MG その3


Mora knife Companion Heavy Duty MG その3


Mora knife Companion Heavy Duty MG その3


Mora knife Companion Heavy Duty MG その3


Mora knife Companion Heavy Duty MG その3




バラコードで抜け防止を施してみました。








おしまい。








それではまた (^.^)/~~~




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この記事へのコメント
おはようございますm(_ _)m

う〜ん、分からない( ;´Д`)
こんなに砥石持ってないし
やった事ないし、、、、。

今度持って行くんで、研いで欲しいf^_^;)

うちの包丁も(≧∇≦)
Posted by naru1970naru1970 at 2015年04月28日 06:51
【naru1970さん】

おはようございまーす♪

う~ん (―_―;)

万人向けの記事ではないかもねー ( ̄∇ ̄;)

でもね、自分の日記だからこれでいいのさー ( ̄+ー ̄)



研いであげるから持っておいでー (^^)

てっ!!!!

ナイフじゃなくて包丁かい! ( ̄Д ̄)ノ

流石、男子弁当部 (笑)
Posted by RukaパパRukaパパ at 2015年04月28日 07:19
完全玄人向けですね^_^笑

既に言葉の意味すらわかりません_| ̄|○

でも自分で手入れした物は愛着わきますね^_^
Posted by Y&KY&K at 2015年04月28日 08:09
おはようございます!

師匠~っこれから師匠と呼ばせてくださいw

実は同じの買いました!!

主に薪割り用なんですが、、、汗

週末に手取り足取り腰取りおせ~てくださいww
Posted by ぱぱボーダーぱぱボーダー at 2015年04月28日 08:44
出会いから帰って忘れないうちにポチりましたよ!!
Posted by いっけいっけ at 2015年04月28日 11:03
こんにちは~。

うはー、しっかり研がれてますね~!

私もモーラ使ってますが適当に研いで終わっちゃってます( ´゚д゚`)

じっくり教えて頂きたいけど、踏み入ってはいけない沼な気が・・・w
Posted by JILLJILL at 2015年04月28日 13:31
【Y&Kさん】

こんにちはー♪

HENTAI さんしか読まないブログへようこそ! (笑)

ここへ来たということは、やっちゃんもへんた・・・・・・ゲホゲホ


何回も研いで使ってを繰り返していくと自分の一部になりますよ。 (><b
Posted by RukaパパRukaパパ at 2015年04月28日 13:55
【ぱぱボーダーさん】

こんにちはー♪

隊長に師匠なんて言われると恐縮してしまいますのでヤメテください。(^_^;)

ただのナイフ好きの爺でございます。


箱出しのスカンジべベルのままでは薪割はやりにくいでしょ?


>週末に手取り足取り腰取りおせ~てくださいww

こ、腰は・・・・・・・・・・・

奥様に叱られてしまいます。 (///ω///)

(笑)
Posted by RukaパパRukaパパ at 2015年04月28日 13:56
【いっけさん】

こんにちはー♪

もう、届いたころかな? ( ̄艸 ̄)フッフッフ
Posted by RukaパパRukaパパ at 2015年04月28日 13:56
【JILLさん】

こんにちはー♪

確かに沼ですね~ ( ̄∇ ̄;)

研石も高価ですが、ナイフはそれ以上です。

モーラあたりならまだ安価ですが、バークリバーは一本2万円以上ですよ。 (((゚Д゚)))

同じナイフでも鋼材とかハンドルの材質が違うとか、一種類でも数本ありますね。 (*´д`*)ハァハァ
Posted by RukaパパRukaパパ at 2015年04月28日 13:57
こんにちは。

凄いの一言ですねー。
なかなか、手入れができなくて、ダメにしてしまうんですよねー。
なんで、丸大ハムのようにはなれません(笑)。
あっ、ぶたさんには近くなっているというブラックは無しでm(__)m。
椿オイルですか。そこにもこだわり・沼が潜んでいるとは。恐るべし。
Posted by けん爺けん爺 at 2015年04月28日 17:08
こんばんは~♪

何を言っているのか全然わかんな~い(笑)

だから我が家の鉈も研いでね~♪
Posted by しんいちろうしんいちろう at 2015年04月28日 23:35
おはようございます。
またまた、こんなとこに沼が(^^;;
ナイフもRUKAパパさんのように自分で研げるようにならないとダメですね!
まずは、前に買ったオピネルを使い倒してみます(^_^)
Posted by くめっちくめっち at 2015年04月29日 07:38
【けん爺さん】

こんにちはー♪

道具は、愛情を持って手入れをしてあげると、それだけ長生きしてくれますよ。 (><b


普通の刃物なら鉱物油でもいいのですが、調理に使うことが想定される場合は口に入れても安全なものの方が良いですね。 ( v^-゜)♪
Posted by RukaパパRukaパパ at 2015年04月29日 18:33
【しんいちろうさん】

こんにちはー♪

こちらの世界に来れば何を言っているのかわかりますよー ( ̄+ー ̄)


自分の道具は愛情を持って自分で手入れをしてあげましょう。 (*^ω^*)
Posted by RukaパパRukaパパ at 2015年04月29日 18:34
【くめっちさん】

こんにちはー♪

沼といえば沼ですが、コレクターではないので必要なものしか買いませんよ。 (´・ω・`)


オピネルですか?

オピネルはベベルがフルフラットなので調理に適していますね。 d=(^_-)-☆

今、私もカスタマイズ中です。 (●´3`)~♪
Posted by RukaパパRukaパパ at 2015年04月29日 18:35
おはようございます〜

あの夜お話ししてた内容ですね!
これでよ〜くわかりました(*^_^*)
モーラナイフかっこ良かったです!
早速帰ってからネットで見ました。
Amazonで見たらブレードの厚さで若干値段が違ってましたが
やはり厚みのある方のが良いのでしょうか?
Posted by しょう&ゆうパパしょう&ゆうパパ at 2015年04月30日 06:01
【しょう&ゆうパパさん】

おはようございまーす♪

しょう&ゆうパパさんが御覧になった刃身の薄いものはコンパニオンじゃないですか?

ヘビーデューティーは3.2mm、コンパニオンは2.5mmのブレード厚です。

ハンドルもコンパニオンは細いですね。

バトニングやブッシュクラフトをするなら、ブレードが厚くてハンドルもしっかり握れる、ヘビーデューティーの方が良いですね。 (≧∇≦)b

ただ、ハンドルが太すぎてサイドホールディングするとしっかりホールドが出来ないので獲物の解体には使えません。

解体にはコンパニオンの方が良いですね。(解体はしないか・・・(笑) )


ブレードの材質もカーボンとステンレスがありますので、用途に応じて購入すると良いですよ。 ( v^-゜)♪
Posted by RukaパパRukaパパ at 2015年04月30日 07:49
上級者編ですね~。
Bushcraft&野営をする者にとっては、大変良く理解出来る内容でした。
Posted by パパゴンパパ at 2015年05月09日 12:51
【パパゴンパパさん】

コメントありがとうございます。

いえいえ、まだまだ駆け出しですよ。 f(^^;)

キャンプも好きですが、サバイバルも好きなのです。 (^^)
Posted by RukaパパRukaパパ at 2015年05月11日 07:42
こんばんわ、初めまして
タケと申します、よろしくお願いいたします、

私もたき火専門で、ブッシュクラフトのモーラを買おうかと
思っているのですが、1本で薪割りからフェザースティックまでとなると

やっぱりヘビーデューティーになるでしょうか?ヘビーデューティーには
マイクロべベルはついていないと聞いたのですが、どうなんでしょう?

もし付いているとしたら、とぎ落さないといけないのでしょうか?
Posted by タケ at 2015年10月13日 22:41
【タケさん】

おはようございまーす♪

はじめまして。

コメントありがとうございます。


バトニングやブッシュクラフトをするナイフはいろいろとあって迷ってしまいますね。

1万円以上、中には2万円以上もする高価なナイフもあります。

そんな中で、コスパを考えるとヘビーデューティーは非常に良いナイフだと思いますよ。

今現在の値段がAmazonで2592円。

この値段で非常に握りやすい良いハンドルがついています。

安いので自分の好みのべベルに研ぎあげることも惜しみなく出来ますね。

フェザースティックを作るときに木に当たる側のべベルを切り上げてあげると木とナイフの角度が少なくなってより薄いフェザーが作れますよ。


マイクロべベルはついてきます。

ストロッピングをするときに、このマイクロべベルが邪魔をしますので私は落としています。
Posted by RukaパパRukaパパ at 2015年10月14日 07:12
申し訳ありません。こちらに気づかず、「その2」にコメントしてしまいました。
もう、やってしまわれたんですね。 木は削ってみましたか? 食い込みが改善されなくて首をひねられたのではないでしょうか。繰り返しになりますが、コンベックスにするべき面が逆です。木に触れる面がフラットだと、反対をコンベックスにしても食い込むままです。そんなに高い品ではないので、もう一本お求めになって、適切に手を加えたものを作って比較すると面白いかもしれません。
Posted by てーつ at 2015年11月11日 17:44
【てーつさん】

はじめまして。

コメントありがとうございます。


もう一本購入して、てーつさんのおっしゃる通り比較してみるのも面白そうですね。 (^^)

ですが、申し訳ありません。 m(_ _)m

私の考えは、てーつさんとは少し違うようです。 (´・ω・`)


木に触れる面をコンベックスにしてしまうと接点が一点となり、木とべベルのアングルが安定しません。

これを、グリップによってアングルを一定に保とうとするのは非常に疲れます。

フィンランドのプーッコとかスウェーデンやノルウェーの伝統的なブッシュクラフトナイフはスカンジべベルですよね。

これを見てもブッシュクラフトに適したべベルはスカンジだと思うのですがいかがでしょうか?

私のナイフは、実際には完全なスカンジではなく極軽いコンベックスになっていますが・・・・・

私の研ぎ癖ですね。。。(^_^;)



随分と研究をされているようなので、てーつさんのブログも拝見したいのですが、お名前にリンクがついていませんでしたので拝見することが出来ませんでした。 (T_T)

次回コメントをいただける時にはリンクを付けていただけると嬉しいです。 (^^)

いろいろと情報交換が出来ると良いですね。 ( v^-゜)♪
Posted by RukaパパRukaパパ at 2015年11月12日 07:29
どうもいらぬ事をほざいてしまったようで、重ね重ね申し訳ありません。

何が適当な形状だと言い切るほど経験がありませんが、外遊びに使っているのは、両刃の五寸五分の鉈です。しかも、思いっきりハマグリにしてありますw
重さを無視すれば、鉛筆を削った場合の仕上がりはモーラのコンパニオンには負けますが、ヘビーデューティーと遜色ありません。 私見にすぎませんが、スカンジグラインドは、包丁にせよ鉈にせよ、プロ仕様なのだと思います。刃欠けや食い込み等ネガティブな問題は腕でカバーできる人用ですね。切れ味命!みたいな。とかいいながら、ちゃっかり小刃は其の都度付けてたりw  段刃なのか小刃なのか、単に小刃の角を落とすとハマグリなのか、そうではないのか。 ある程度の、認識を統一したもの同士で語り合うべきことのようです。 いきなり己の意見と違うからといって、不躾にコメントを残しました事をお許しください。
Posted by てーつ at 2015年11月12日 22:47
【てーつさん】

おはようございます♪

いえいえ、とんでもございません。 (汗)

貴重な御意見大変参考になりました。 m(_ _)m

私は、自分と違った意見を持った人の言葉こそが大切だと思っております。

その言葉には自分を向上させる何かが潜んでいるものだと思っているのです。

今の自分に慢心することなく、人の言葉を聞き、より自分を向上させるために精進したいと思います。


以後も何かあればコメントをいただけると幸いです。 (^^)

今後ともよろしくお願いいたします。 m(_ _)m
Posted by RukaパパRukaパパ at 2015年11月13日 07:03
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