2016年01月07日
ソロ用の道具を買ってみた! その16
おはようございます♪
ソロ用の道具を買ってみたシリーズでございます。
よろしければ、お付き合いくださいませ。

お題の『ソロ用の道具を買ってみた!』でございます。
今回の道具はこちら

収納サイズ: 最長辺 14.5cm × 厚さ 0.7cm
高さ: 15cm
重量: 116g
材質: チタン
付属品: 収納ケース
アルコールストーブ用の風防兼五徳として購入しました。
薄っぺらく折りたためるので嵩張らず、チタン製なので軽いですね。


UL化には最適のアイテムと言えます。
そして、チタン製なので錆びません。 (`・ω・´)キリッ!
フィールドに出しっぱなしで夜露や朝露に濡れたり、
雨に晒されたりしても大丈夫です。
ステンレスだと錆びにくいといわれていますが、熱を加えた後に
水に濡らすと錆びるんですよね~ (;´д` )
ステンレスは、酸化電位により表面に不働態被膜という
薄い酸化被膜を形成しているので錆びにくいのですが
ステンレスを火であぶったりすると、表面に黒色や虹色の着色が
出来ますよね。
この時にできる酸化被膜が不働態被膜の生成を邪魔して
発錆の原因となるんです。 (´・ω・`)
展開すると、こんな風に繋がって一体になっています。

この穴に

ロストルの、この突起を差し込んで組立完了となります。

最初の突起はこんな風にフラットなのですが

二つ目の突起はこのように織り込んであります。

折り返して厚みを持たせて穴にカッチリと嵌め込み固定するように
なっているのですね。

しかーし! ( ̄Д ̄)ノ
ゆるくて扉を開閉する際に抜けることがあります。 (;´д` )
そこで、この折り返しを一旦広げてやってから、
適度な径の物を挟んでもう一度戻してやると抜けにくくなります。
折り返しに、もう少し厚みを持たせてあげるのです。

(素手では無理なのでプライヤー及びペンチ等でやると良いです。)


これで、抜けにくくなり大分使い勝手が良くなりました。 (><b
ちょっとやそっとの事では抜けませんよ。(^^)


さて、中に入れるアルコールストーブですが
我が家には、以前記事にしたトランギアのアルコールストーブが
あります。
その記事はこちら ↓
新しい火器
構造は、二重壁を用いた非加圧式となっており
燃料を注入して点火すると中心部で燃焼が始まります。
この炎が燃料とストーブの内部を加熱して
外筒と内筒の間にある気化室の燃料を気化させます。
十分に加熱されると気化した燃料が蒸気圧により
ジェット孔から噴出し炎の輪となります。

Web上より拝借
アルコールストーブ本体を温めてあげることにより、
燃料の気化を促進し、より強い火力を得ることが出来るのです。
つまり、蒸発量はストーブ周囲からの熱帰還量で決るので
アルコールの蒸発量で決まる火力は、熱帰還量に大きく
左右されるということになります。
トライアングルグリッドのような通常の五徳を使うよりも
囲われて上に鍋を置かれた状態のヘキサゴンウッドストーブの
内部の方がアルコールストーブを温めてより強い火力を
得られると思われます。
この様な状態の中にアルコールストーブを置くことにより
効率よく温めてあげることが出来るのです。
また、チムニー効果(煙突効果)により、ロストルの穴から空気を
吸い込み大量の酸素で燃焼を促進させる構造になっています。
効率よくアルコールストーブを使うにはアルコールストーブを置く
環境も大切ですが五徳の高さも重要なファクターになってきますね。
アルコール炎の温度分布は、Web上より拝借した
下の図のようになっています。

赤丸で囲んだ位置が一番温度が高いことがわかります。
つまり内炎の先端が一番温度が高いのです。
VARGO チタニウム ヘキサゴンウッドストーブの五徳の高さは
ちょうどこの位置にあるのです。
ここで、ちょっと実験をしてみたいと思います。
同じ水温、同じ室内条件下のもとで、トライアングルグリッドと
ヘキサゴンウッドストーブで、どちらが早くお湯が沸かせるのか?
水 500ccを沸騰させるまでの時間を計ります。
アルコールストーブから五徳までの距離は
トライアングルグリッド 25mm

ヘキサゴンウッドストーブ 50mm

それでは、トライアングルグリッドからいってみましょう。
クッカーに 500ccの水を入れて


着火して

クッカーを載せて、タイム計測開始


8分経過、小さい泡が出始めてきました。


12分経過、沸騰しました。


アルコールストーブを十分に冷ましてから
ヘキサゴンウッドストーブの実験にかかります。
着火して

クッカーを載せて、タイム計測開始


4分39秒経過、小さい泡が出始めてきました。


約 8分経過、沸騰しました。



結果
トライアングルグリッド 12分
ヘキサゴンウッドストーブ 8分
ヘキサゴンウッドストーブの方が 4分も早くお湯が沸きました。
やはり効率よくアルコールストーブを使うことが出来るようです。
VARGO チタニウム ヘキサゴンウッドストーブ。。。
私にとっては買って良かったものの一つになりました。 (^^)
それではまた (^.^)/~~~
ソロ用の道具を買ってみたシリーズでございます。
よろしければ、お付き合いくださいませ。

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ポチっとしていただけると嬉しいです♪
お題の『ソロ用の道具を買ってみた!』でございます。
今回の道具はこちら
VARGO チタニウム
ヘキサゴンウッドストーブ
収納サイズ: 最長辺 14.5cm × 厚さ 0.7cm
高さ: 15cm
重量: 116g
材質: チタン
付属品: 収納ケース
アルコールストーブ用の風防兼五徳として購入しました。
薄っぺらく折りたためるので嵩張らず、チタン製なので軽いですね。
UL化には最適のアイテムと言えます。
そして、チタン製なので錆びません。 (`・ω・´)キリッ!
フィールドに出しっぱなしで夜露や朝露に濡れたり、
雨に晒されたりしても大丈夫です。
ステンレスだと錆びにくいといわれていますが、熱を加えた後に
水に濡らすと錆びるんですよね~ (;´д` )
ステンレスは、酸化電位により表面に不働態被膜という
薄い酸化被膜を形成しているので錆びにくいのですが
ステンレスを火であぶったりすると、表面に黒色や虹色の着色が
出来ますよね。
この時にできる酸化被膜が不働態被膜の生成を邪魔して
発錆の原因となるんです。 (´・ω・`)
展開すると、こんな風に繋がって一体になっています。
この穴に
ロストルの、この突起を差し込んで組立完了となります。
最初の突起はこんな風にフラットなのですが
二つ目の突起はこのように織り込んであります。
折り返して厚みを持たせて穴にカッチリと嵌め込み固定するように
なっているのですね。
しかーし! ( ̄Д ̄)ノ
ゆるくて扉を開閉する際に抜けることがあります。 (;´д` )
そこで、この折り返しを一旦広げてやってから、
適度な径の物を挟んでもう一度戻してやると抜けにくくなります。
折り返しに、もう少し厚みを持たせてあげるのです。
(素手では無理なのでプライヤー及びペンチ等でやると良いです。)
これで、抜けにくくなり大分使い勝手が良くなりました。 (><b
ちょっとやそっとの事では抜けませんよ。(^^)
さて、中に入れるアルコールストーブですが
我が家には、以前記事にしたトランギアのアルコールストーブが
あります。
その記事はこちら ↓
新しい火器
構造は、二重壁を用いた非加圧式となっており
燃料を注入して点火すると中心部で燃焼が始まります。
この炎が燃料とストーブの内部を加熱して
外筒と内筒の間にある気化室の燃料を気化させます。
十分に加熱されると気化した燃料が蒸気圧により
ジェット孔から噴出し炎の輪となります。

Web上より拝借
アルコールストーブ本体を温めてあげることにより、
燃料の気化を促進し、より強い火力を得ることが出来るのです。
つまり、蒸発量はストーブ周囲からの熱帰還量で決るので
アルコールの蒸発量で決まる火力は、熱帰還量に大きく
左右されるということになります。
トライアングルグリッドのような通常の五徳を使うよりも
囲われて上に鍋を置かれた状態のヘキサゴンウッドストーブの
内部の方がアルコールストーブを温めてより強い火力を
得られると思われます。
この様な状態の中にアルコールストーブを置くことにより
効率よく温めてあげることが出来るのです。
また、チムニー効果(煙突効果)により、ロストルの穴から空気を
吸い込み大量の酸素で燃焼を促進させる構造になっています。
効率よくアルコールストーブを使うにはアルコールストーブを置く
環境も大切ですが五徳の高さも重要なファクターになってきますね。
アルコール炎の温度分布は、Web上より拝借した
下の図のようになっています。

赤丸で囲んだ位置が一番温度が高いことがわかります。
つまり内炎の先端が一番温度が高いのです。
VARGO チタニウム ヘキサゴンウッドストーブの五徳の高さは
ちょうどこの位置にあるのです。
ここで、ちょっと実験をしてみたいと思います。
同じ水温、同じ室内条件下のもとで、トライアングルグリッドと
ヘキサゴンウッドストーブで、どちらが早くお湯が沸かせるのか?
水 500ccを沸騰させるまでの時間を計ります。
アルコールストーブから五徳までの距離は
トライアングルグリッド 25mm
ヘキサゴンウッドストーブ 50mm
それでは、トライアングルグリッドからいってみましょう。
クッカーに 500ccの水を入れて
着火して
クッカーを載せて、タイム計測開始
8分経過、小さい泡が出始めてきました。
12分経過、沸騰しました。
アルコールストーブを十分に冷ましてから
ヘキサゴンウッドストーブの実験にかかります。
着火して
クッカーを載せて、タイム計測開始
4分39秒経過、小さい泡が出始めてきました。
約 8分経過、沸騰しました。
結果
トライアングルグリッド 12分
ヘキサゴンウッドストーブ 8分
ヘキサゴンウッドストーブの方が 4分も早くお湯が沸きました。
やはり効率よくアルコールストーブを使うことが出来るようです。
(><b
VARGO チタニウム ヘキサゴンウッドストーブ。。。
私にとっては買って良かったものの一つになりました。 (^^)
おしまい。
それではまた (^.^)/~~~