2017年03月29日
砥石を使わずにナイフを研ぐ
おはようございます♪
砥石を使わずにナイフを研ぐことに挑戦してみようと思います。

べベルジオメトリーの変更や鎬の位置を変えたり、大きなチップを直すには砥石でないとなりませんが、マイクロべルルを落とすくらいの軽い研ぎならば今回紹介する商品で行けるはず。。。
そう思い、砥石を使わずにナイフを研ぐことに挑戦してみようと思います。
紹介するのはこちらの『Bush Craft Inc.』さんの商品です。
ナイフシャープニングコンパウンド フルセット(ヘラ付き)

アルミナ系研磨剤を使用した、ナイフ専用のコンパウンドです。
コンパウンドのグリッドは
#600
#1,200
#3,000
#6,000
#12,000
の5本とコンパウンドを塗布するための木ヘラがセットになっています。


必要に応じて、それぞれバラ売りもしていますよ。
内容量は、それぞれ約100g
容器寸法は、約115mm×32mmΦ
以前に紹介したバークリバーの固形コンパウンドとは違い、ペースト状(ピーナッツバターくらいの固さ)です。
トリプルサイドBOXストロップ(革砥)

材質: 松・牛革レザー(バークリバー同等品)
外寸: 450mm×64mm×62mm
内寸: 432mm×40mm×40mm
革厚: 2mm
重量: 570g
ネーミングの通り3面が革面となっています。

蓋を開けると(革面ではないところ)内部にコンパウンド3本と、木ベラを収納できるようになっています。


3本しか入らないので、私はここを収納場所としては使っていませんが。
止金と丁番はこんな感じ。


丁番部分はワザとガタを出して壊れやすいことをアピールしています。



コンパウンドが5本あるのにストロップが3面では足りませんね。
そこで、こちらも購入いたしました。
オールサイドパドルストロップ(革砥)

材質: 松・牛革レザー(バークリバー同等品)
革面サイズ: 約30cm×5cm(広面)、約30cm×2.5cm(狭面)
全長: 約43cm
バークリバーのストロップと同サイズ・同形状で、サイドにもレザーを配しています。


厚みは若干『Bush Craft Inc.』さんの商品の方が厚いですね。
レザーのコバ(切断面)を密着させない製法により、隣り合うレザーのコバがストロッピングを邪魔しません。

さて、ケラム ウルヴァリン プロのマイクロべベルを落としてゆきましょう。
べベルはスカンジのままで、マイクロべベルを落としつつエッジ部分のみを軽いコンベックスにします。


パンにバターを塗るようにストロップにナイフを滑らせます。
どうでしょう?
マイクロべベルが無くなって、エッジ部分が鏡面になって輝いています。


ちなみに、研ぐ前の写真はこちら

べベルに研ぎ傷をつけることなく研ぐことが出来ました。
このようにマイクロべベルやセカンダリーべベルのショルダーを落としておくことで後々の手入れがしやすくなりますよ。

我が家では、包丁もエッジのみ軽いコンベックスにしています。
少し鈍ってきたなと思ったらストロッピングで簡単に切れ味が復活します。
それではまた (^.^)/~~~
砥石を使わずにナイフを研ぐことに挑戦してみようと思います。

ランキングに参加いたしました。
ポチっとしていただけると嬉しいです♪
べベルジオメトリーの変更や鎬の位置を変えたり、大きなチップを直すには砥石でないとなりませんが、マイクロべルルを落とすくらいの軽い研ぎならば今回紹介する商品で行けるはず。。。
そう思い、砥石を使わずにナイフを研ぐことに挑戦してみようと思います。
紹介するのはこちらの『Bush Craft Inc.』さんの商品です。
ナイフシャープニングコンパウンド フルセット(ヘラ付き)
アルミナ系研磨剤を使用した、ナイフ専用のコンパウンドです。
コンパウンドのグリッドは
#600
#1,200
#3,000
#6,000
#12,000
の5本とコンパウンドを塗布するための木ヘラがセットになっています。
必要に応じて、それぞれバラ売りもしていますよ。
内容量は、それぞれ約100g
容器寸法は、約115mm×32mmΦ
以前に紹介したバークリバーの固形コンパウンドとは違い、ペースト状(ピーナッツバターくらいの固さ)です。
トリプルサイドBOXストロップ(革砥)
材質: 松・牛革レザー(バークリバー同等品)
外寸: 450mm×64mm×62mm
内寸: 432mm×40mm×40mm
革厚: 2mm
重量: 570g
ネーミングの通り3面が革面となっています。
蓋を開けると(革面ではないところ)内部にコンパウンド3本と、木ベラを収納できるようになっています。
3本しか入らないので、私はここを収納場所としては使っていませんが。
止金と丁番はこんな感じ。
丁番部分はワザとガタを出して壊れやすいことをアピールしています。
コンパウンドが5本あるのにストロップが3面では足りませんね。
そこで、こちらも購入いたしました。
オールサイドパドルストロップ(革砥)
材質: 松・牛革レザー(バークリバー同等品)
革面サイズ: 約30cm×5cm(広面)、約30cm×2.5cm(狭面)
全長: 約43cm
バークリバーのストロップと同サイズ・同形状で、サイドにもレザーを配しています。
厚みは若干『Bush Craft Inc.』さんの商品の方が厚いですね。
レザーのコバ(切断面)を密着させない製法により、隣り合うレザーのコバがストロッピングを邪魔しません。
さて、ケラム ウルヴァリン プロのマイクロべベルを落としてゆきましょう。
べベルはスカンジのままで、マイクロべベルを落としつつエッジ部分のみを軽いコンベックスにします。
パンにバターを塗るようにストロップにナイフを滑らせます。
どうでしょう?
マイクロべベルが無くなって、エッジ部分が鏡面になって輝いています。
ちなみに、研ぐ前の写真はこちら
べベルに研ぎ傷をつけることなく研ぐことが出来ました。
このようにマイクロべベルやセカンダリーべベルのショルダーを落としておくことで後々の手入れがしやすくなりますよ。
我が家では、包丁もエッジのみ軽いコンベックスにしています。
少し鈍ってきたなと思ったらストロッピングで簡単に切れ味が復活します。
おしまい。
それではまた (^.^)/~~~
2017年03月04日
KELLAM Wolverine Pro
おはようございます♪
ケラム ウルヴァリン プロ を購入しました。

前回記事にした「KA-BAR BECKER BK22」

このナイフは、フェザースティックを作ったり細工をしたりの細かい作業には不向きです。
それは大きくて重く、見るからにゴツイから。。。
つまり、器用ではないんです。(´・ω・`)
そこで、ハードな作業以外の事をこなすナイフとして、今回のナイフを購入したわけです。
購入したのは、約半年前ですが。。。( ̄∇ ̄;)
同社には「ウルヴァリン」という有名なナイフがありますが、これはそれのショートブレードモデルになります。
ショートサイズとしたことでブッシュクラフトにおけるカービングの作業性を高めることに重点をおいたモデルですね。
ブッシュクラフトをするために最適化した小型モデルということが出来ます。
何故、ウルヴァリンではなくウルヴァリン プロにしたのか?
それは、先にも記した通り大きな仕事は他のナイフに任せることにしたので、より器用に使うことのできるショートブレードの物を選択したというわけです。
そうです。
作用点が力点に近い方が器用に使うことが出来るんですね。


ケラム ウルヴァリン プロ(KELLAM Wolverine Pro)

全長:約 195mm
刃長:約 76mm
刃厚:約 3.3mm
重量:約 120g
鋼材: SPTカーボンスチール
グリップ: バーチ(白樺)
べベル: スカンジグラインド
付属品: 専用革製シース
生産国: フィンランド
ケラム ウルヴァリン(KELLAM Wolverine)
以下の3点がケラム ウルヴァリン プロとの相違点です。
全長:約 210mm
刃長:約 95mm
重量:約 138g

webより画像を拝借
ウルヴァリンは、ケラムの名を一躍有名にしましたね。
他のケラム製のナイフとは違う特殊鋼(SPT)で作られています。


専用工場での焼入れは強さとしなやかさを両立させるために、異なる温度で職人さんが複数回焼入れを行っているそうです。
通常の炭素鋼よりも強くて粘りがあるわけですね。
つまり、刃持ちがよくチップしにくいということです。
バーチのハンドルも軽くて握りやすく、手にしっくりときます。

ちょうどグリップエンドの窪みに小指がかかりサイドホールディングでもしっかりとナイフをホールドすることが出来ますよ。



グリップエンドには、タング止めが施してあります。

天然白樺の為に文様が全て異なり、職人さんのハンドメイドなので 1本ずつ表情が違いますよ。
シースは、プーッコの特徴的なシースの形をしています。
中には樹脂製のインナーが入っていて、ベルトループも革紐で作ってあります。




ナイフの抜き方
シースの間口が少し狭いのかナイフを入れたときに少々キツめです。
力任せに抜こうとするとケガをする恐れがあるので、私は以下のようにして抜くようにしています。





左右の親指を突っ張って、少し捻る感じにすると割と楽に抜くことが出来ます。
ブレードですが
刃幅は、20mm
べベルの高さは12mm
モーラナイフと比べると、鎬の位置がかなり高いです。
ハイスカンジってやつですね。
フェザーを作るときに、より鋭角に木に対して切り込んでいけるということです。
つまり、着火しやすい薄いフェザーが作れるということになるわけです。

エッジには、目に見えるか見えないかくらいの小さいマイクロべベルが付いています。

このままではストロップ出来ないので、べベルは弄らずスカンジのままに、マイクロべベルを落としてエッジのみを軽~いコンベックスにすることにしましょうかね。
その、記事はまた後日。。。。。

それではまた (^.^)/~~~
ケラム ウルヴァリン プロ を購入しました。

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前回記事にした「KA-BAR BECKER BK22」

このナイフは、フェザースティックを作ったり細工をしたりの細かい作業には不向きです。
それは大きくて重く、見るからにゴツイから。。。
つまり、器用ではないんです。(´・ω・`)
そこで、ハードな作業以外の事をこなすナイフとして、今回のナイフを購入したわけです。
購入したのは、約半年前ですが。。。( ̄∇ ̄;)
同社には「ウルヴァリン」という有名なナイフがありますが、これはそれのショートブレードモデルになります。
ショートサイズとしたことでブッシュクラフトにおけるカービングの作業性を高めることに重点をおいたモデルですね。
ブッシュクラフトをするために最適化した小型モデルということが出来ます。
何故、ウルヴァリンではなくウルヴァリン プロにしたのか?
それは、先にも記した通り大きな仕事は他のナイフに任せることにしたので、より器用に使うことのできるショートブレードの物を選択したというわけです。
そうです。
作用点が力点に近い方が器用に使うことが出来るんですね。
ケラム ウルヴァリン プロ(KELLAM Wolverine Pro)
全長:約 195mm
刃長:約 76mm
刃厚:約 3.3mm
重量:約 120g
鋼材: SPTカーボンスチール
グリップ: バーチ(白樺)
べベル: スカンジグラインド
付属品: 専用革製シース
生産国: フィンランド
ケラム ウルヴァリン(KELLAM Wolverine)
以下の3点がケラム ウルヴァリン プロとの相違点です。
全長:約 210mm
刃長:約 95mm
重量:約 138g

webより画像を拝借
ウルヴァリンは、ケラムの名を一躍有名にしましたね。
他のケラム製のナイフとは違う特殊鋼(SPT)で作られています。
専用工場での焼入れは強さとしなやかさを両立させるために、異なる温度で職人さんが複数回焼入れを行っているそうです。
通常の炭素鋼よりも強くて粘りがあるわけですね。
つまり、刃持ちがよくチップしにくいということです。
バーチのハンドルも軽くて握りやすく、手にしっくりときます。
ちょうどグリップエンドの窪みに小指がかかりサイドホールディングでもしっかりとナイフをホールドすることが出来ますよ。
グリップエンドには、タング止めが施してあります。
天然白樺の為に文様が全て異なり、職人さんのハンドメイドなので 1本ずつ表情が違いますよ。
シースは、プーッコの特徴的なシースの形をしています。
中には樹脂製のインナーが入っていて、ベルトループも革紐で作ってあります。
ナイフの抜き方
シースの間口が少し狭いのかナイフを入れたときに少々キツめです。
力任せに抜こうとするとケガをする恐れがあるので、私は以下のようにして抜くようにしています。
左右の親指を突っ張って、少し捻る感じにすると割と楽に抜くことが出来ます。
ブレードですが
刃幅は、20mm
べベルの高さは12mm
モーラナイフと比べると、鎬の位置がかなり高いです。
ハイスカンジってやつですね。
フェザーを作るときに、より鋭角に木に対して切り込んでいけるということです。
つまり、着火しやすい薄いフェザーが作れるということになるわけです。
エッジには、目に見えるか見えないかくらいの小さいマイクロべベルが付いています。
このままではストロップ出来ないので、べベルは弄らずスカンジのままに、マイクロべベルを落としてエッジのみを軽~いコンベックスにすることにしましょうかね。
その、記事はまた後日。。。。。

おしまい。
それではまた (^.^)/~~~
2017年02月22日
KA-BAR BECKER BK22
おはようございます♪
バトニング(薪割)用に、KA-BAR のナイフを買ってみました。

買ったのは、約 1年前です。( ̄∇ ̄;)
実際に使い倒してから記事を書こうと思っていたので、こんなタイミングになりました。
購入したのは、KA-BAR BECKER BK22 です。


斧を持って行くには、重いし嵩張る。
そんな時に、斧の代わりになるナイフという位置付けですね。
全長: 約 267mm
ブレード長: 約 133mm
刃厚: 約 6.5mm
重さ: 約 453g
ブレード材: 1095 Cro-Van
硬度: 56~58HRC
ハンドル材: ザイテル
付属品: ヘビーデューティポリエステルシース
製造国: USA
シースがカイデックスシースの BK2 というモデルもあります。

webより画像を拝借
違いはシースだけで本体は同じなので、シースの好みで選ぶという感じでしょうか。

私が ヘビーデューティポリエステルシースのBK22を選択したのには理由がありまして。。。
BK2のカイデックスシースにはグラスファーバーが使われているということなんです。
このシースが曲者で、ナイフの抜き差しの際にエッジがシースに当たるたびに切れ味が鈍くなるらしいのです・・・・・(´・ω・`)
ヘビーデューティポリエステルシースにも、インナーが入っていますが、このインナーは触れても切れ味を鈍らせることはありません。
多分グラスファイバーが使われていないのでしょう。

実は、このナイフの購入にあたっては訳がありまして、、、
Mora knife Companion Heavy Duty MG が。。。。。
折れました。 (泣)

私の使い方が悪かったのか?
ハードに使い過ぎたのか?
バトニングをしていたら、折れてしまいました。 (T^T)
Mora knife は、ナロータングなので、どうしても細い部分が弱いんですよねー
ナロータングとは、下の写真のような形状でタングの部分が、ブレードに対して巾が狭くなっています。
あまり、ハードに使いすぎると壊れてしまうようです。

webより画像を拝借
(後に、モーラを 3本追加購入したのは内緒ですよww)
そこで、フルタングでハードな使用にも耐えられる KA-BAR BECKER BK22 を購入することになったわけです。

フルタングは、タングの形がハンドルデザインと同じ形状になっています。

webより画像を拝借

webより画像を拝借
刃厚も約 6.5mmあるので、かなりハードに使っても折れることはないでしょう。

本体
ナイフ本体ですが、刃幅 42mm でべベルの高さが 26mm
べベルは、フラットべベルになります。

webより画像を拝借
エッジは、1mm 程度のセカンダリーべベルがガッツリと付いています。
箱出しの状態だと紙もまともに切れないというお粗末な刃付けです。
ナイフとして使うなら研ぐ必要がありますが、薪割専用なので当分はこのままで。。。

ハンドルのグリップエンドですが、小指が引っ掛かるような形状になっています。
チョップ(鉈のように使う場合)するときに、すっぽ抜けなくて良いですよ。


もっと威力が欲しいときは小指ではなく薬指を引っかけると良いですね。
リーチが長くなり遠心力が増して威力が増大します。
シース
ヘビーデューティポリエステルシースが付属し、MOLLEシステムに対応。


ベルト幅 7cmまで通すことができるベルトループも付いています。

ベルクロとジャンパーボタンを外すとベルトループを展開できるのでベルトをした状態でも装着可能です。

小さなポケットが付いています。
タッチアップ用のシャープナー程度なら入りますよ。


このハトメを使えば太ももに固定でき、装着状態をより安定させることが出来ますね。

さて、そろそろカスタムしたいところですが
それはまた時間のある時に。。。

それではまた (^.^)/~~~
バトニング(薪割)用に、KA-BAR のナイフを買ってみました。
買ったのは、約 1年前です。( ̄∇ ̄;)
実際に使い倒してから記事を書こうと思っていたので、こんなタイミングになりました。
ランキングに参加いたしました。
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購入したのは、KA-BAR BECKER BK22 です。
斧を持って行くには、重いし嵩張る。
そんな時に、斧の代わりになるナイフという位置付けですね。
全長: 約 267mm
ブレード長: 約 133mm
刃厚: 約 6.5mm
重さ: 約 453g
ブレード材: 1095 Cro-Van
硬度: 56~58HRC
ハンドル材: ザイテル
付属品: ヘビーデューティポリエステルシース
製造国: USA
シースがカイデックスシースの BK2 というモデルもあります。

webより画像を拝借
違いはシースだけで本体は同じなので、シースの好みで選ぶという感じでしょうか。
私が ヘビーデューティポリエステルシースのBK22を選択したのには理由がありまして。。。
BK2のカイデックスシースにはグラスファーバーが使われているということなんです。
このシースが曲者で、ナイフの抜き差しの際にエッジがシースに当たるたびに切れ味が鈍くなるらしいのです・・・・・(´・ω・`)
ヘビーデューティポリエステルシースにも、インナーが入っていますが、このインナーは触れても切れ味を鈍らせることはありません。
多分グラスファイバーが使われていないのでしょう。
実は、このナイフの購入にあたっては訳がありまして、、、
Mora knife Companion Heavy Duty MG が。。。。。
折れました。 (泣)
私の使い方が悪かったのか?
ハードに使い過ぎたのか?
バトニングをしていたら、折れてしまいました。 (T^T)
Mora knife は、ナロータングなので、どうしても細い部分が弱いんですよねー
ナロータングとは、下の写真のような形状でタングの部分が、ブレードに対して巾が狭くなっています。
あまり、ハードに使いすぎると壊れてしまうようです。

webより画像を拝借
(後に、モーラを 3本追加購入したのは内緒ですよww)
そこで、フルタングでハードな使用にも耐えられる KA-BAR BECKER BK22 を購入することになったわけです。
フルタングは、タングの形がハンドルデザインと同じ形状になっています。

webより画像を拝借

webより画像を拝借
刃厚も約 6.5mmあるので、かなりハードに使っても折れることはないでしょう。
本体
ナイフ本体ですが、刃幅 42mm でべベルの高さが 26mm
べベルは、フラットべベルになります。

webより画像を拝借
エッジは、1mm 程度のセカンダリーべベルがガッツリと付いています。
箱出しの状態だと紙もまともに切れないというお粗末な刃付けです。
ナイフとして使うなら研ぐ必要がありますが、薪割専用なので当分はこのままで。。。
ハンドルのグリップエンドですが、小指が引っ掛かるような形状になっています。
チョップ(鉈のように使う場合)するときに、すっぽ抜けなくて良いですよ。
もっと威力が欲しいときは小指ではなく薬指を引っかけると良いですね。
リーチが長くなり遠心力が増して威力が増大します。
シース
ヘビーデューティポリエステルシースが付属し、MOLLEシステムに対応。
ベルト幅 7cmまで通すことができるベルトループも付いています。
ベルクロとジャンパーボタンを外すとベルトループを展開できるのでベルトをした状態でも装着可能です。
小さなポケットが付いています。
タッチアップ用のシャープナー程度なら入りますよ。
このハトメを使えば太ももに固定でき、装着状態をより安定させることが出来ますね。
さて、そろそろカスタムしたいところですが
それはまた時間のある時に。。。
おしまい。
それではまた (^.^)/~~~
2015年10月09日
ソロ用の道具を買ってみた! その11
こんにちはー♪
ソロ用の道具を買ってみたシリーズでございます。
よろしければ、お付き合いくださいませ。
ソロで使う包丁代わりのナイフを購入しました。

SPYDERCO のナイフを買ってみました。
購入したのは、SPYDERCO 10FP ENDURA FLAT GROUNDです。
(スパイダルコ エンデューラ フラットグラインド)
ロックバック式のフォールディングナイフ(折り畳み式)です。
ロックバック式とは、ハンドルの背の部分に ロックの解除ボタンがついるタイプのものです。
【仕様】
ハンドル素材:ザイテル
ブレード素材:VG-10
ブレード長:約 9.8mm
全長:約 223mm
ブレード厚:約 3mm
重量:93g(ナイフのみの重量)
付属品:無し
生産国:日本
このナイフの用途は、調理用ということで購入いたしました。
ブレードがフラットグラインドなので、包丁のように使う事が出来ます。
フラットグラインドとは下のイラストのような形状のブレードの事です。

コンベックスやスカンジだと食材を切る前に割ってしまうんですよね。 (;´д` )

エッジが食材に届く前にべベルが食材を押し広げて割ってしまいます。
(刃よりも先に割れ目が先行してしまう)
スパイダルコのナイフには多いですが、
このナイフにも、サムホールが付いておりワンハンドオープンが可能です。







閉じるときは、ハンドルの背の部分に あるロック解除ボタン押して畳みます。
閉じるときもワンハンドクローズが可能です。






刃が指に当たらないので安全です。

さてさて、このナイフにはセカンダリーべベルが付いています。

約 3mmというブレード厚で、このべベルの高さでは、セカンダリーべベルを付けないと、エッジアングルが小さくて脆くなり、刃こぼれを起こしやすくなってしまいます。
そこで、セカンダリーべベルを付けることによってエッジアングルをあげて強度を増しているわけですね。


このままでは、ショルダーがあたってしまってストロッピングを受け付けないのでショルダーを落とすことにいたしました。

セカンダリーべベルのショルダーを落とすだけなので、超セラの 400番から研ぎ始めます。

シャプトンの刃の黒幕 #1000 → #2000 → #5000 と研ぎ進めます。

2000番には、純三河白名倉の天上を使います。
良い研汁が出て、研ぎ味がマイルドになります。



5000番 には、純三河白名倉のボタンを使います。



研石での研ぎが終わりました。


セカンダリーべベルがなくなってエッジの先端だけがコンベックスになりました。

あとはストロップして仕上げます。
今回は、5000番の砥石まで使っていますので3000番相当の粒度のあるブラックコンパウンドは使いません。
ホワイトコンパウンドだけでストロッピングします。




さて、切れ味はどうでしょう?

スーパーシャープです! (><b
完成です。


最後に刀身にオイルを塗って終了です。
ステンレスなので錆にくいですが、一応念のため・・・ f(^^;)

それではまた (^.^)/~~~
ソロ用の道具を買ってみたシリーズでございます。
よろしければ、お付き合いくださいませ。
ソロで使う包丁代わりのナイフを購入しました。
購入したのは
SPYDERCO 10FP ENDURA FLAT GROUND
です。
(スパイダルコ エンデューラ フラットグラインド)

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SPYDERCO のナイフを買ってみました。
購入したのは、SPYDERCO 10FP ENDURA FLAT GROUNDです。
(スパイダルコ エンデューラ フラットグラインド)
ロックバック式のフォールディングナイフ(折り畳み式)です。
ロックバック式とは、ハンドルの背の部分に ロックの解除ボタンがついるタイプのものです。
【仕様】
ハンドル素材:ザイテル
ブレード素材:VG-10
ブレード長:約 9.8mm
全長:約 223mm
ブレード厚:約 3mm
重量:93g(ナイフのみの重量)
付属品:無し
生産国:日本
このナイフの用途は、調理用ということで購入いたしました。
ブレードがフラットグラインドなので、包丁のように使う事が出来ます。
フラットグラインドとは下のイラストのような形状のブレードの事です。
コンベックスやスカンジだと食材を切る前に割ってしまうんですよね。 (;´д` )
エッジが食材に届く前にべベルが食材を押し広げて割ってしまいます。
(刃よりも先に割れ目が先行してしまう)
スパイダルコのナイフには多いですが、
このナイフにも、サムホールが付いておりワンハンドオープンが可能です。
閉じるときは、ハンドルの背の部分に あるロック解除ボタン押して畳みます。
閉じるときもワンハンドクローズが可能です。
刃が指に当たらないので安全です。
さてさて、このナイフにはセカンダリーべベルが付いています。
約 3mmというブレード厚で、このべベルの高さでは、セカンダリーべベルを付けないと、エッジアングルが小さくて脆くなり、刃こぼれを起こしやすくなってしまいます。
そこで、セカンダリーべベルを付けることによってエッジアングルをあげて強度を増しているわけですね。
このままでは、ショルダーがあたってしまってストロッピングを受け付けないのでショルダーを落とすことにいたしました。
セカンダリーべベルのショルダーを落とすだけなので、超セラの 400番から研ぎ始めます。
シャプトンの刃の黒幕 #1000 → #2000 → #5000 と研ぎ進めます。
2000番には、純三河白名倉の天上を使います。
良い研汁が出て、研ぎ味がマイルドになります。
5000番 には、純三河白名倉のボタンを使います。
研石での研ぎが終わりました。
セカンダリーべベルがなくなってエッジの先端だけがコンベックスになりました。
あとはストロップして仕上げます。
今回は、5000番の砥石まで使っていますので3000番相当の粒度のあるブラックコンパウンドは使いません。
ホワイトコンパウンドだけでストロッピングします。
さて、切れ味はどうでしょう?
スーパーシャープです! (><b
完成です。
最後に刀身にオイルを塗って終了です。
ステンレスなので錆にくいですが、一応念のため・・・ f(^^;)
おしまい。
それではまた (^.^)/~~~
2015年04月28日
Mora knife Companion Heavy Duty MG その3
おはようございまーす♪
モーラ・ナイフを買ってみました。
購入したのは、
Mora knife Companion Heavy Duty MG です。

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前回までのお話はこちら↓
さて、続きを行ってみましょう。 (^o^)ノ
今回は、自分の好みに合ったブレードを作るために研ぎに入ります。
まずは、べベルの高さを切り上げます。
120番の荒砥石で、左側のべベルの高さを切り上げます。
私は、右利きですから木を削るときに木の側にくる方ですね。
砥石は裏面を使います。
両方切り上げると、エッジアングルが鋭くなり過ぎて
刃が脆くなってしまいますので、右側はコンベックスにします。
左側をスカンジエッジ、右をコンベックスエッジにすることで
エッジアングルを25度に保ちます。
120番が終わったら220番→320番→400番と研ぎます。
荒研ぎが終わってこんな状態です。
次に、マイクロべベルを落とします。
マイクロべベルのショルダーがあたってしまって
ストロッピングを受け付けないのでショルダーを落とす必要があります。
これは、1000番くらいの砥石でやればすぐにできますよ。
ここからは、べベル磨きとエッジ作りをはじめていきます。
次に、2000番に移ります。
写真のように砥石が目詰まりを起こすので
純三河白名倉の天上を使います。
目詰まりも取れて、良い研汁が出ます。
最後に、5000番です。
5000番には、純三河白名倉のボタンを使います。
荒研ぎが終わった状態と仕上研ぎが終わった状態を比べてみましょう。
荒研ぎが終わった状態の左側
仕上研ぎが終わった状態の左側
荒研ぎが終わった状態の右側
仕上研ぎが終わった状態の右側
べベルが、ややミラーになっていますね。
もっと番手を上げて研いでゆけばミラーになるのですが
観賞用ではないのでこれでOKです。
あとはストロップして仕上げます。
今回は、5000番の砥石まで使っていますので
3000番相当の粒度のあるブラックコンパウンドは使いません。
ホワイトコンパウンドのストロッピングだけで十分です。
どうでしょう?
こんな感じに仕上がりました。
刃のつき具合も申し分なさそうです。
試しに紙を切ってみましょう。
スーパーシャープです! (><b
レザーエッジと言っても過言ではありません。
最後に刀身に錆止めのためのオイルを塗って終了です。
どうしてもブレードがカーボンスチール(炭素鋼)なので錆びます。
サラダオイルやオリーブオイルでも、かまわないと思いますが、
これらは酸化すると臭いを発生しますので
私は椿油を使用しています。
塗ったオイルが酸化して悪くなる前に、
使って研いでを繰り返せば良いのですが
なかなか難しいものがありますね。
どんなものを使うかは個人の判断にお任せいたしましょう。
紅椿化学工業所 ベニサン 純椿油 B-145 容量115ml
同社の製品でB-136という製品がありますが
B-136は第四類第三石油類の鉱物油に
カメリアオイル(椿油)を配合しています。
椿油は入っていますが鉱物油ですね。
鉱物油ですから当然口に入れることは出来ません。
B-145は第四類植物油類で純椿油100%です。
食材を切ったりすることもあるかもしれませんし、
口に入っても安心なものの方が良いと思うのでこれを選択しました。
バラコードで抜け防止を施してみました。
おしまい。
それではまた (^.^)/~~~
タグ :Mora knifeMora knife Companion Heavy Duty MGMora knife CustomizationCARBONE BLADEモーラ・ナイフコンパニオン ヘビーデューティMGモーラ・ナイフ カスタマイズカーボンブレイド
2015年04月25日
レザーストロップ
おはようございまーす♪
今日は、レザーストロップについてのお話です。

今日は、レザーストロップについてのお話です。
レザーストロップって何?
と思われる方もいらっしゃると思いますが、
つまり、革砥のことです。
革の砥石(石ではないですが)ですね。
床屋さんが、革でカミソリを研ぐのを
見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
切れ味が鈍ってきたな・・・
でも砥石で研ぐほどではないな・・・
というときに使うことが多いですね。
もちろん砥石で研いだ後の仕上げとしても使いますよ。
私が使っているのはバークリバー社の
ダブルサイド パドルストロップです。
DLTトレーディングから購入することが出来ます。
他にも目に毒なナイフが売っていますね。(笑)

木製のパドルの両面に革を張りつけただけの簡単な構造です。

ハンドルのところにWと書きました。

裏側にはBと書きました。

これは、コンパウンドの使い分けでホワイトコンパウンドを使う面と
ブラックコンパウンドを使う面を区別するためです。
ホワイトコンパウンドは、12,000番くらいの砥石の粒度があり、
ブラックコンパウンドは、3,000番くらいの砥石の粒度があります。
Bark River ダブルサイド パドルストロップ
ナイフ用の革砥です。
コンベックスブレードを研ぐのに適しています。
サイズ:30mm×430mm×50mm
重さ:360g

このストロップに、コンパウンド(固形研磨剤)を
塗布してナイフを研ぎます。


パンにバターを塗るように、
ストロップの上で刃を滑らせるように研ぎます。
革が凹んで沈むので、刃は自然とコンベックスになります。



BarkRiver 固体コンパウンド ホワイト #12,000番 最終仕上げ用
最終仕上げ用コンパウンド
約30mm×25mm×125mm
重さ 約180g
番手 #12,000番(仕上げ用)

BarkRiver 固体コンパウンド ブラック #3,000番 メンテナンス粗研ぎ用
粗研ぎ用コンパウンド
約30mm×25mm×125mm
重さ 約180g
番手 #3,000番(メンテナンス用の粗目)

コンパウンドが結構大きいので
私は小さく割ってこんなケースに入れています。
アルトイズ(ALTOIDS)というキャンディの空き缶です。


次回は、Mora knife Companion Heavy Duty MG その3
研ぎに入ります。
それではまた (^.^)/~~~
今日は、レザーストロップについてのお話です。

ランキングに参加いたしました。
ポチっとしていただけると嬉しいです♪
今日は、レザーストロップについてのお話です。
レザーストロップって何?
と思われる方もいらっしゃると思いますが、
つまり、革砥のことです。
革の砥石(石ではないですが)ですね。
床屋さんが、革でカミソリを研ぐのを
見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
切れ味が鈍ってきたな・・・
でも砥石で研ぐほどではないな・・・
というときに使うことが多いですね。
もちろん砥石で研いだ後の仕上げとしても使いますよ。
私が使っているのはバークリバー社の
ダブルサイド パドルストロップです。
DLTトレーディングから購入することが出来ます。
他にも目に毒なナイフが売っていますね。(笑)
木製のパドルの両面に革を張りつけただけの簡単な構造です。
ハンドルのところにWと書きました。
裏側にはBと書きました。
これは、コンパウンドの使い分けでホワイトコンパウンドを使う面と
ブラックコンパウンドを使う面を区別するためです。
ホワイトコンパウンドは、12,000番くらいの砥石の粒度があり、
ブラックコンパウンドは、3,000番くらいの砥石の粒度があります。
Bark River ダブルサイド パドルストロップ
ナイフ用の革砥です。
コンベックスブレードを研ぐのに適しています。
サイズ:30mm×430mm×50mm
重さ:360g

このストロップに、コンパウンド(固形研磨剤)を
塗布してナイフを研ぎます。
パンにバターを塗るように、
ストロップの上で刃を滑らせるように研ぎます。
革が凹んで沈むので、刃は自然とコンベックスになります。
BarkRiver 固体コンパウンド ホワイト #12,000番 最終仕上げ用
最終仕上げ用コンパウンド
約30mm×25mm×125mm
重さ 約180g
番手 #12,000番(仕上げ用)

BarkRiver 固体コンパウンド ブラック #3,000番 メンテナンス粗研ぎ用
粗研ぎ用コンパウンド
約30mm×25mm×125mm
重さ 約180g
番手 #3,000番(メンテナンス用の粗目)

コンパウンドが結構大きいので
私は小さく割ってこんなケースに入れています。
アルトイズ(ALTOIDS)というキャンディの空き缶です。

次回は、Mora knife Companion Heavy Duty MG その3
研ぎに入ります。
おしまい。
それではまた (^.^)/~~~
2015年04月23日
我が家の砥石たち
おはようございまーす♪
ナイフの研ぎに入る前に、我が家の砥石を紹介したいと思います。

ナイフの研ぎに入る前に、我が家の砥石を紹介したいと思います。
我が家の砥石は、シャプトンの刃の黒幕と
ナニワ研磨工業のナニワ超セラの2種類です。
両方とも人造砥石(セラミック)です。
セラミックは陶器ですが、
釉薬が塗っていないので多少水を吸います。
石の芯まで水を吸うのではなく、表面だけ濡れるので
表面と深部に膨張と収縮による体積差を生じ、
これを繰り返すことによって
ひび割れを起こしたります。
なので、水には浸けずに表面を濡らすぐらいにして、
使い終わったら日陰でゆっくりと乾かしましょう。

左から
シャプトン刃の黒幕
#120 ホワイト(荒砥)
#220 モス(荒砥)
#320 ブルーブラック(荒砥)
ナニワ超セラ
#400(荒砥)
シャプトン刃の黒幕
#1000 オレンジ(中砥)
#2000 グリーン(中砥)
#5000 エンジ(仕上砥)
サイズは
刃の黒幕が、210mm×70mm×15mm
超セラが、210mm×70mm×25mm
ナニワ超セラは、台付でドレッシングストーンがついていました。
ドレッシングストーンとは砥石の砥面を研ぐためのもので、
砥石の切れ味が鈍くなったときや
砥石が片減りしたり凹みができたときに
砥石に水をかけて、ドレッシングストーンで
砥面を軽く平均に円を描くようにこすって
砥面を平らに修正するためのものです。

刃の黒幕のほうですが、こちらは収納ケースに入っています。

刃の黒幕の収納ケースは重ねることが出来るので収納がしやすいですね。

底がスノコになっているので濡れまま入れても大丈夫です。

また、研ぎ台としても使用が出来ます。

しかし、少し遊びがあるのでガタつきます。
そこで、研ぎ台の付いていない砥石の研ぎ台として、
伊藤製作所のワン・ツー・スリー ステンレス砥石台を使っています。





材質
フレーム:18-8ステンレス製
台座:ゴム製
重量:746g
砥石適用寸法:185~210mm
寸法:全長264~289mm×幅76mm×厚さ40mm
185mmから210mmの砥石に対応します。
2つのネジで確実につかみます。
丈夫なフレーム。
滑りにくく、なじみの良いゴム製台座。
砥石が折れにくいセンター付き。
類似品で価格が安いのがありますが、
フレームがスチールなので錆びますね。
少々お高いですが購入するなら、こちらをお勧めします。 ( v^-゜)♪
研いでいて砥石が目詰まりを起こした時や
研磨の促進をしたいときに使うのはこちらです。
私が使っているのは、純三河白名倉の天上とボタン!
研ぎ感がマイルドになりますよ。
これを砥石に乗せて(塗って)研ぎます。
5000番未満には、天上を
5000番以上には、ボタンを使っています。



名倉には、いくつか種類があって、コマ・目白・天上・ボタンがあります。
コマ
一番きめが細かく研磨力が強いのが特徴です。
ただし、硬質であるため砥汁が出にくいです。
目白
きめの細かさはコマと同じぐらい。
4種の中では硬質 で、これも砥汁が出にくいです。
コマと同等のきめの細かさがある層で、くせの無いのが特徴。
天上
オールマイティーで、軟質なので使いやすいです。
砥汁を出すのには天上が一番いいかもしれません。
ボタン
一番柔らかく粗いですが、他の名倉よりきめ細かくて、磨きがいい。
砥汁が早く出るため研磨力が一番強いのが特徴です。
次回は、レザーストロップについてです。
それではまた (^.^)/~~~
ナイフの研ぎに入る前に、我が家の砥石を紹介したいと思います。
ランキングに参加いたしました。
ポチっとしていただけると嬉しいです♪
ナイフの研ぎに入る前に、我が家の砥石を紹介したいと思います。
我が家の砥石は、シャプトンの刃の黒幕と
ナニワ研磨工業のナニワ超セラの2種類です。
両方とも人造砥石(セラミック)です。
セラミックは陶器ですが、
釉薬が塗っていないので多少水を吸います。
石の芯まで水を吸うのではなく、表面だけ濡れるので
表面と深部に膨張と収縮による体積差を生じ、
これを繰り返すことによって
ひび割れを起こしたります。
なので、水には浸けずに表面を濡らすぐらいにして、
使い終わったら日陰でゆっくりと乾かしましょう。
左から
シャプトン刃の黒幕
#120 ホワイト(荒砥)
#220 モス(荒砥)
#320 ブルーブラック(荒砥)
ナニワ超セラ
#400(荒砥)
シャプトン刃の黒幕
#1000 オレンジ(中砥)
#2000 グリーン(中砥)
#5000 エンジ(仕上砥)
サイズは
刃の黒幕が、210mm×70mm×15mm
超セラが、210mm×70mm×25mm
ナニワ超セラは、台付でドレッシングストーンがついていました。
ドレッシングストーンとは砥石の砥面を研ぐためのもので、
砥石の切れ味が鈍くなったときや
砥石が片減りしたり凹みができたときに
砥石に水をかけて、ドレッシングストーンで
砥面を軽く平均に円を描くようにこすって
砥面を平らに修正するためのものです。
刃の黒幕のほうですが、こちらは収納ケースに入っています。
刃の黒幕の収納ケースは重ねることが出来るので収納がしやすいですね。
底がスノコになっているので濡れまま入れても大丈夫です。
また、研ぎ台としても使用が出来ます。
しかし、少し遊びがあるのでガタつきます。
そこで、研ぎ台の付いていない砥石の研ぎ台として、
伊藤製作所のワン・ツー・スリー ステンレス砥石台を使っています。
材質
フレーム:18-8ステンレス製
台座:ゴム製
重量:746g
砥石適用寸法:185~210mm
寸法:全長264~289mm×幅76mm×厚さ40mm
185mmから210mmの砥石に対応します。
2つのネジで確実につかみます。
丈夫なフレーム。
滑りにくく、なじみの良いゴム製台座。
砥石が折れにくいセンター付き。
類似品で価格が安いのがありますが、
フレームがスチールなので錆びますね。
少々お高いですが購入するなら、こちらをお勧めします。 ( v^-゜)♪
研いでいて砥石が目詰まりを起こした時や
研磨の促進をしたいときに使うのはこちらです。
私が使っているのは、純三河白名倉の天上とボタン!
研ぎ感がマイルドになりますよ。
これを砥石に乗せて(塗って)研ぎます。
5000番未満には、天上を
5000番以上には、ボタンを使っています。
名倉には、いくつか種類があって、コマ・目白・天上・ボタンがあります。
コマ
一番きめが細かく研磨力が強いのが特徴です。
ただし、硬質であるため砥汁が出にくいです。
目白
きめの細かさはコマと同じぐらい。
4種の中では硬質 で、これも砥汁が出にくいです。
コマと同等のきめの細かさがある層で、くせの無いのが特徴。
天上
オールマイティーで、軟質なので使いやすいです。
砥汁を出すのには天上が一番いいかもしれません。
ボタン
一番柔らかく粗いですが、他の名倉よりきめ細かくて、磨きがいい。
砥汁が早く出るため研磨力が一番強いのが特徴です。
次回は、レザーストロップについてです。
おしまい。
それではまた (^.^)/~~~
2015年03月30日
Mora knife Companion Heavy Duty MG その2
おはようございまーす♪
モーラ・ナイフを買ってみました。
購入したのは、
Mora knife Companion Heavy Duty MG
です。

ランキングに参加いたしました。
ポチっとしていただけると嬉しいです♪
前回までのお話はこちら ↓
さて、続きを行ってみましょう。 (^o^)ノ
ブレードはスカンジグラインドですねぇー (@_@)
(スカンジグラインドとは下のイラストのような形状のブレードの事です)
木を削るには、このグラインドが最適です。 d=(^0^)
よく見ると、エッジ角度を維持するためにメーカーが
マイクロべベルを付けてきています。 (@_@)
エッジの部分にある白いラインがマイクロべベルですね。
このブレードの厚みで、7.0mmというべベルの高さでは、
エッジアングルが小さくて刃こぼれを起こしやすくなり、脆くなってしまいます。
そこで、マイクロべベルを付けることによって
エッジアングルをあげて強度を増しているわけですね。
しかし、このままではエッジアングルが大きすぎて切れ味が鈍過ぎます。
箱出しの状態では、こんなもんですかねー (´・ω・`)
現状は、ブレード厚が3.2mmでべベルの高さが7.0mm
更にマイクロべベルも付いてエッジアングルを上げている・・・・・・
ということは、ベベルがフラットなのでエッジアングルは28度くらいですね。
この角度ではフェザースティックを作るときに
木に食い込み過ぎて薄いフェザーが作れません。
べベルジオメトリーが薄いフェザーを作らないですし、木を早く切らないのです。
着火しやすい薄いフェザーを作るために、
木とナイフの角度を適正に保たなければなりません。
したがって、マイクロベベルを落として左側のベベル(私は右利きです)を
切り上げる必要があります。
また、バトニングをするにはスカンジエッジは不向きです。
スカンジエッジでは木との接点が多く、
ブレードとの摩擦抵抗が大き過ぎて上手く薪を割ることが出来ません。
薪を割るには、木との摩擦抵抗が少ないコンベックスグラインドが適しています。
そこで木の側にくる方のべベルを切り上げ、
反対側をコンベックスにして、
エッジアングルを25度くらいにカスタマイズしたいと思います。
丈夫なエッジアングルを維持するために、
マイクロべベルの代わりに右側を薪を割りやすいコンベックスにするわけです。
わかりやすく極端な絵を描くと下のような絵になります。
実際には、左側は極々かる~いコンベックスになります。
ベベルを切り上げるのは、右利きの方は左側、左利きの方は右側です。
フラットにするのは、木を削るときに木の側にくる方ですね。
これから研ぎに入りますが、そのお話はまた次回。。。
その3に続く・・・・・・・
それではまた (^.^)/~~~
タグ :Mora knifeMora knife Companion Heavy Duty MGMora knife CustomizationCARBONE BLADEモーラ・ナイフヘビーデューティMGモーラ・ナイフ カスタマイズカーボンブレイド
2015年03月27日
Mora knife Companion Heavy Duty MG その1
おはようございまーす♪

スウェーデン製のポピュラーなブッシュクラフトナイフですね。
そう、世界で一番売れているブッシュクラフトナイフです。
理由は、値段が安いから! (><b
安価なので購入しやすいというのも人気の理由かもしれませんね。
ブレードの厚みも3.2mmあるのでパワフルに使うことが出来ますよ。
ハンドルも大変良いものがついています。
手にしっくりと馴染んで、とても握りやすいです。
ハンドル素材:ラバー
ブレード素材:カーボンスチール
ブレード長:約104mm
全長:約224mm
ブレード厚:約3.2mm
重量:101g(ナイフのみの重量)
付属品:プラスチックシース
生産国:スウェーデン
バトニングをしたり、フェザースティックを作ったりするのに使おうと思っています。
バトニングとは、ナイフを薪にあててナイフの背をバトン(棒)で叩いて薪を割ることです。
ナイフ一本あれば斧はいらないかもしれませんね。

webより画像拝借
フェザースティックは、薪を削りフェザーのようにササクレさせて着火をさせるための薪です。

webより画像拝借
すみません。
執筆時間が無くなったので、今日はこのへんで失礼いたします。
それではまた (^.^)/~~~
モーラ・ナイフを買ってみました。
購入したのは、
Mora knife Companion Heavy Duty MG
です。

ランキングに参加いたしました。
ポチっとしていただけると嬉しいです♪
モーラ・ナイフを買ってみました。
購入したのは、
Mora knife Companion Heavy Duty MG
です。
スウェーデン製のポピュラーなブッシュクラフトナイフですね。
そう、世界で一番売れているブッシュクラフトナイフです。
理由は、値段が安いから! (><b
安価なので購入しやすいというのも人気の理由かもしれませんね。
ブレードの厚みも3.2mmあるのでパワフルに使うことが出来ますよ。
ハンドルも大変良いものがついています。
手にしっくりと馴染んで、とても握りやすいです。
ハンドル素材:ラバー
ブレード素材:カーボンスチール
ブレード長:約104mm
全長:約224mm
ブレード厚:約3.2mm
重量:101g(ナイフのみの重量)
付属品:プラスチックシース
生産国:スウェーデン
バトニングをしたり、フェザースティックを作ったりするのに使おうと思っています。
バトニングとは、ナイフを薪にあててナイフの背をバトン(棒)で叩いて薪を割ることです。
ナイフ一本あれば斧はいらないかもしれませんね。

webより画像拝借
フェザースティックは、薪を削りフェザーのようにササクレさせて着火をさせるための薪です。

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すみません。
執筆時間が無くなったので、今日はこのへんで失礼いたします。
その2に続く・・・・・・・
それではまた (^.^)/~~~