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Posted by naturum at

2015年03月30日

Mora knife Companion Heavy Duty MG その2


おはようございまーす♪



モーラ・ナイフを買ってみました。








購入したのは、


Mora knife Companion Heavy Duty MG


です。













ランキングに参加いたしました。

ポチっとしていただけると嬉しいです♪









前回までのお話はこちら ↓










さて、続きを行ってみましょう。 (^o^)ノ


ブレードはスカンジグラインドですねぇー (@_@)
(スカンジグラインドとは下のイラストのような形状のブレードの事です)





木を削るには、このグラインドが最適です。 d=(^0^)










よく見ると、エッジ角度を維持するためにメーカーが

マイクロべベルを付けてきています。 (@_@)






エッジの部分にある白いラインがマイクロべベルですね。














このブレードの厚みで、7.0mmというべベルの高さでは、

エッジアングルが小さくて刃こぼれを起こしやすくなり、脆くなってしまいます。










そこで、マイクロべベルを付けることによって

エッジアングルをあげて強度を増しているわけですね。













しかし、このままではエッジアングルが大きすぎて切れ味が鈍過ぎます。


箱出しの状態では、こんなもんですかねー (´・ω・`)












現状は、ブレード厚が3.2mmでべベルの高さが7.0mm













更にマイクロべベルも付いてエッジアングルを上げている・・・・・・


ということは、ベベルがフラットなのでエッジアングルは28度くらいですね。











この角度ではフェザースティックを作るときに

木に食い込み過ぎて薄いフェザーが作れません。




べベルジオメトリーが薄いフェザーを作らないですし、木を早く切らないのです。










着火しやすい薄いフェザーを作るために、

木とナイフの角度を適正に保たなければなりません。



したがって、マイクロベベルを落として左側のベベル(私は右利きです)を

切り上げる必要があります。










また、バトニングをするにはスカンジエッジは不向きです。


スカンジエッジでは木との接点が多く、

ブレードとの摩擦抵抗が大き過ぎて上手く薪を割ることが出来ません。








薪を割るには、木との摩擦抵抗が少ないコンベックスグラインドが適しています。












そこで木の側にくる方のべベルを切り上げ、

反対側をコンベックスにして、

エッジアングルを25度くらいにカスタマイズしたいと思います。





丈夫なエッジアングルを維持するために、

マイクロべベルの代わりに右側を薪を割りやすいコンベックスにするわけです。






わかりやすく極端な絵を描くと下のような絵になります。

実際には、左側は極々かる~いコンベックスになります。








ベベルを切り上げるのは、右利きの方は左側、左利きの方は右側です。

フラットにするのは、木を削るときに木の側にくる方ですね。








これから研ぎに入りますが、そのお話はまた次回。。。






その3に続く・・・・・・・






それではまた (^.^)/~~~
  

Posted by Rukaパパ at 07:40Comments(12)ナイフ